だから「もうやめとけ」って言っただろ

以前、ハリウッド版「鉄腕アトム」のデモ映像を見て、ハリウッドに日本のアニメをリメイクさせるんじゃない、と書いたのだが、またしてもハリウッドがやらかしてくれやがった……。

今度は「DRAGONBALL」だってよ。
一昨日の 「DRAGON BOWL」だけでもお腹いっぱいなのに、どうしてこう、ハリウッドってやつは、原作のイメージをブチ壊しにしてまで映像化するんだろうね。 

誰もがツッコミを入れたくなると思うんだが、主人公が白人青って、もう、誰がどう見ても、この時点で「DRAGON BALL」じゃないだろう。
白人青年の名前が GOKUってのも、めちゃくちゃ不自然だしな。

ストーリーも、原作に一部にアレンジを加えるっていうのはよくあることだけど、この予告編では「ドラゴンボールは、地球を大魔王ピッコロの魔の手から救うべく、七人の老師たちが作った」なんてことになっちゃっている。
「ドラゴンボールがどういう経緯で作られたかは謎だが、何でも願い事を叶えてくれるという設定だからこそ、神秘性があって面白いのに、こんな設定じゃ、ぜんぜん伝わらんぞ。
せめて「その昔、ピッコロ大魔王は七人の老師たちによって撃退された」ぐらいにしとけばいいのに(ご存知のとおり、原作では、亀仙人の師・武泰斗が命と引き換えに繰り出した「魔封波」により、炊飯器に封印された)。「神様」とかミスター・ポポとか全部無視した設定にしちゃって、後で何かの間違いで映画が大ヒットして続編を作ることになったら、いったいどうすんだよ。「神様やポポは絶対出てきません」とか「出てくるけど役どころが違います」って、最初に言っているようなものじゃん。

まあ、今や世界的に有名な「DRAGON BALL」という作品を知っている大勢の中で、この俺の個人的な意見を述べてみたわけだが、たぶん、全世界にいる DRAGON BALLを知る人々の大多数が、この映画に魅力を感じないんじゃないかと思っている。これを読んでいるあなたもそうでしょ?w

しかし、そんなことよりも、俺が最も懸念していること、それは……

あのブルマ役が「ぱふぱふ」してくれるなんて、
絶対にありえないだろうってこと。
それがヒジョーに残念でならない!www

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このページは、Elwood Bradhamが2008年12月19日 07:04に書いたブログ記事です。

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