昇龍拳と稲妻落とし

暴落を続ける韓国ウォン(=韓国の通貨)のヲチを始めるまでは、実は為替や株式にはぜんぜん興味がなくて、はっきり言って素人以下の浅はかな知識しか持っておらず、この1カ月ほどの間に、ずいぶんといろいろなことを覚えたような気がする。

だからと言って、それを得意気に披露できるほど詳しくなったわけではないが、それでも今年の夏以前の俺よりは、かなり知っているはずだ。

いろんな用語を覚えたのはもちろんだが、ほとんどネットからの情報なもんだから、覚えなくてもいい言葉まで覚えてしまった。それがタイトルの「昇龍拳」「稲妻落とし」だ。

10月21日のドル-ウォン相場

この1週間の米ドルとウォンの為替を見てみると、日付が変わったとき、つまり朝の寄り付きの時点(グラフ中の青矢印)で、大規模な値動きがあるようだ。これは夜の間に動く海外の市場でのトレンドに合わせて動くんだろうね。 でも、その直後に急反落して、元の水準あるいは半分ぐらいまで米ドルの値段が高騰する。これ(ピンクの矢印)が「昇龍拳」と呼ばれていることは分かったのだが、その反対の急落が「稲妻落とし」だということは、実は今日初めて知ったw

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なぜ、こんな呼び方なのか調べてみたら、出てきたのが下のAA(アスキー・アート)。

昇龍拳!

稲妻落とし!

アニメのネタみたいなのだが、残念ながら元ネタ知らんわ(´▽`;
しかも、なぜかタイトルは「ほいさっさぁ」の方らしい。語感が面白くて、ちょいと気に入ったw

それにしても、AA職人ってのは、よくもまあこんなに上手に描くものだなあ、なんて思ってさらにググってみたら、今度は元ネタの画像が出てきた。

昇龍拳の元ネタ

ってゆーか、こっちの元ネタの方がAAから作られたような気さえしてきた。でも、どっちみち おじさんには分からん世界ですwww


さてと、チャートの方に話を戻すが、僅か5日間で1ドル=1270~1370ウォンの間で推移しているのは見て分かると思う。これが円相場の話だったら、1ドルが127~137円の間で乱高下しているようなものだということは、以前にも説明した

こうなると、韓国の輸出企業は社内レートをいくらに設定すればいいのか見当が付かなくなり、価格に影響が出るばかりか、利益確保のためにどれだけコストを下げればいいかも予想できない。

「安くなれば輸出に有利nida!」なんてホルホルしている場合じゃない。原材料が、部品が、燃料が、どんどん値上がりしているわけだから、算盤はじこうが電卓叩こうが追い付きゃしないだろう。いや、追い付いたところで「これはマジでヤバいnida!リストラするnida!」とかが関の山なんじゃねえの?麻生サンがそうやすやすと援助するはずもないだろうし。

エンコリの時事板とか見ていると、呑気なのか馬鹿なのか知らないけど、日経平均や円高を持ち出して「日本終了」とかほざいていやがる。そろそろ尻の導火線が根元近くまで燃え落ちようとしているって気付けよな。どこまでケンチャナすりゃ気が済むんだか......。

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●10/23 2:10AM 加筆

寝る前にBloombergを見てみたら......

10月23日未明のドル-ウォン

禿鷹さんたちがウォンを売りまくって、1ドル=1423ウォンまで下落していた。
前日比で4.2%もドルが高騰って......他の通貨の前日比と比べるとどんだけぇ~?って感じだよ、ホント。

このまま朝までに1500ウォン近くまで下落したら、2chで祭りが始まっちゃうんだろうなあ。ってゆーか、みんな、仕事しようぜw

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このページは、Elwood Bradhamが2008年10月22日 23:21に書いたブログ記事です。

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