いきなりタイトルが「リベンジ」になっているけど、2年前、ソウルの友人・ケンタに「짉즙」(=葛汁)を飲まされて苦い思いをした俺は、その後、沖縄産のゴーヤー・ジュースでリベンジを試みたものの、蜂蜜と果汁が加わっていたために、あっさり撃沈されてしまった。
何とかケンタに一撃を与えたかった俺は、前回のソウル訪問時に試験導入し、数多の戦果を挙げた「MEIJI チョコレート効果 カカオ99%」を実戦投入。今度こそケンタの息の根を止めるべく……いやいやｗ、俺が짉즙で受けた衝撃に匹敵する驚きを与えようと、決死の 覚悟でケンタのPC房へ乗り込んだ。もちろん、失敗したら自ら99%チョコを食べて自爆する覚悟だ。
宿の冷蔵庫にて静かに出撃を待つカカオ99%チョコ
ケンタのPC房へ到着。4ヵ月ぶりにケンタに再会し、日本から持って来たお土産を渡しながら、いろいろと話をしつつ、いよいよ「99%」を手渡す。
日本語を知らないケンタのために「このチョコレートは、カカオが99%で、ポリフェノールがたくさん入っていて健康に良い。ぜひ、今すぐ食べてくれ」 と誘導する。復讐の鬼と化した俺、非常に苦いチョコレートであることは一言も言わない。俺だって짉즙が苦いという話は聞かされなかったのだから。ｗ
そして、まんまとその誘いに乗って、パクっと齧り付くK君……次の瞬間、
「＃△％■＋￡∩♂¶＠≧●￠！！」
言葉にならない声を上げて悶絶ゥ!!ｗｗｗ
「ギャハハハハ！引っかかったな！それは2年前の짉즙へのリベンジだ！ｗ」
勝利の凱歌のように店内に高らかに響き渡る俺の笑い声。気分爽快だ。甲子園球場で校歌斉唱している気分だｗ
カカオ99%チョコを持って、文字通り「苦笑い」をするケンタ。2年越しの悲願が達成した瞬間。
悶絶するケンタの様子を見たPC房の常連客の一人が、カウンターに近づいて来ました。
するとケンタ、「これは日本で人気のあるWELL BEINGチョコレートらしい。食べてみろ」と、周囲にいた常連客たちに薦め始めた……って、お前は悪魔かっ！ｗｗｗ
結果はご想像通り。常連客たちは次々と悲鳴を上げ、水を求めたり、ミルク・コーヒーをがぶ飲みしたり……そして店内は爆笑の渦に……。
こうして、俺の復讐劇は幕を閉じた。被害者となった常連客とも仲良くなり、この後一緒に쌈밥を食べに行ったりして、なんとも楽しい一晩だった。
おまけ：
宿の台所で、おでんを作った。練り物は日本から持ち込んで、卵と大根とソーセージはソウルで調達。でも、韓国の大根って日本のものよりも太くて短いので、切るのに一苦労……。
時間をかけてよく煮込んで、夜中に焼酎と一緒に食った。ウマウマ。ｗ
