新橋マンキツ・ナイト ミニOFF(2)

このblogは、「ENJOY KOREA」への投稿文の再掲です。
ENJOY KOREAがリニューアル後、過去の掲示物を削除することになったため、一部に加筆・修正をして、個人blogへ残すことにしました。
なお、日付はENJOY KOREAへの投稿日に合わせてあります。また、コメントはすべて省略してあります。

★Part-1 は こちら

みんな元気か?オィ~ッス!

……と、いきなり故・いかりや長介の挨拶をタイトルに持って来たのは単なるフェイントだ。


桃色お兄さんに日本酒を注ぐコーン・スープ2号さん。写真中のセリフは、エンコリ韓国人向けに「日本でお酌をしてもらうときに言う」と説明するために入れた。このセリフがいつの時代から始まったのかは知らないが、現代において勤労・納税・教育に次ぐ国民の義務になっていないのは変だ。

そ れはさておき、コーン・スープ2号さんが手にしている竹筒には、富山の吟醸純米酒「太刀山」が入っている。
これは桃色お兄さんが持参したクーポン券によるサービス品なのだが、無料だからと侮ってはいけない。さらりとした口当たりと、喉の奥で平坦に広がる風味が心地良く、少し温まった頃 に再び口にすると、今度は「いいから黙って飲め」とでも言っているかのようにストレートに喉に入って行く、なんとも男らしいお酒だ……なんて感想を書いて みたが、日本酒には全然詳しくない俺www

 


でも、美味しい日本酒であることは間違いない。「魔法の水」とでも呼ぶべき透明感は、あなたを NAVER NEVER離さない。by Snakeman-show


知ってのとおり、山葵は実は非常に敏感な薬味で、このように食べる直前に摩り下ろすのが本式。摩り下ろした後、何十分も置いておくだけで、香りも辛さも逃げてしまうので、必要な分量だけ少しずつ摩り下ろす。


囲炉裏の上で、エリンギ、マイタケ、ブナシメジを炙って食う。( ゚Д゚)ウマー!


エビも炙る。炙りすぎて何匹か真っ黒になっちゃったけど「Have a mercy!」by J.P.ステイモス(この場合、King エルビスではない)


2番目の日本酒は俺がchoiceしてみた。
福井の「白岳仙 山田錦 純米吟醸 16号」という長ったらしい名前が気に入った。日本酒度「+6」という表示を見て辛口のお酒だということは分かっていたが、きりりとした口当たりと、舌の上できゅっと引き締まって「そのまんまズドーン!と行ってバーン!」みたいな、思わず大阪人的な擬音で表現したくなるような、そんなお酒。結構いい感じだったので2度注文した(と思う)。

よく知らずにchoiceしてみた割には、食中酒としては当たりだったんじゃないかな、と思っているんだが、他の皆さん、どうでした?
 

黒いガンダム



0式お兄さんが「甘い物が食べたくないか?」と言って出したのが、これ。京都名物「生八ツ橋」。
でも、これは見てのとおり、ティターンズ仕様なのでカラーリングが黒い。
ティターンズ・カラーの「ガンダム」なら俺もよく知っているが、ティターンズ・カラーの八ツ橋は初めてだった。食ってみたら......普通に美味かったw


これは珍しいぞ。フグの卵巣だ。写真中に説明文を入れちゃったけどw
要するに、フグ毒(C11H17N3O8、テトロドトキシン)の心配をしなくてもフグの卵巣を食べる方法があるわけだ。これが、もう、小さな粒を舌に乗せただけで、糠の匂いがぷんぷんして、ご飯が欲しくてたまらなくなる。
もちろん、日本酒にも合うんだけどさ、ご飯が欲しかったよ、本当に。

【注意】
これは、特別に許可を受けた調理人だけが、徹底した管理の下で、何年もかけて作る食べ物です。生命に関わるので、決して自分で作らないように。
なお、フグを無許可で調理すると、食品衛生法で処罰されます。


こちらは鱈白子。

これを食べている頃、如月の使者さんが別の日本酒をリクエストしたので、そちらにチェンジ。
残念ながら銘柄を失念してしまったが、口に入れた途端、上あごの奥の方に氷の棒が直撃したような、ものすごい辛口の口当たりが印象的だった。


ほっけの干物も炙っちゃおう。魚三昧、肴三昧。
 


イカの丸干しも炙っちゃえ。丸干しだから噛んだ時に内臓がデロン!と出てきて、もうたまらん。
 

お嬢さんを「お嬢さん」と呼ぶのはNGで、おばさんを「お嬢さん」と呼ぶのはOK?

日本人には何のことか意味が分からないかも知れないが、桃色お兄さんの話によれば、韓国では若い女性の店員さんを呼ぶときに「아가씨! 」(アガッシ。若い女性を指して呼ぶ)と叫ぶ機会が減っているらしい。
「아가씨」の単語のニュアンスが、「お嬢さん」から「(お水の)ネエちゃん」になっていることが原因らしいのだが、店員のおばさんに「아가씨!」と言うのもまずいのだろうか......

「あ、それはおばさんのLevelがUpされるので大丈夫」と、桃色お兄さん。

つまり、若い女性は「아가씨」ではなく、おばさんが「아가씨」。50年後、100年後の韓国語では、それが常識になっているかも知れない。


辛口のお酒ばかり続いていたので、今度は如月の使者さんが甘口の酒をリクエスト。
아가씨と呼ぶには、ちょっと抵抗を感じる妙齢の店員さんに、お薦めのお酒をchoiceしてもらった。

福井の「舞美人」という純米吟醸酒。日本酒度「-3」というから、かなり甘そうだ。
「これは、飲んでみたらびっくりしますよ~」と店員さんが言うので、さっそく飲んでみた......

アーッヒャッヒャッヒャッヒャ!
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

なに、これ?なに、これ!?これ、ナンデスカ!?コレワ、ヤマノテセンデスカ!!?
口に入れた途端、舌の上でビー玉みたいに転がって、そのまま井戸に落ちて「ポッチャン!」と撥ね返るような、そんな味。
どんなに味に鈍感でも、はっきりと認識できるぐらい甘い。なんだか知らないけど面白い。

0式お兄さん:「これ、食前酒として飲みたかったなあ」

 はっと!いっ、今、ウリもそう言おうと思ったニダ!もしかして、ウリの心を読めるニカ?w

 

つづく

このブログ記事について

このページは、Elwood Bradhamが2008年2月 4日 00:04に書いたブログ記事です。

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