コナミカップ 決勝戦

このblogは、「ENJOY KOREA」への投稿文の再掲です。
ENJOY KOREAがリニューアル後、過去の掲示物を削除することになったため、一部に加筆・修正をして、個人blogへ残すことにしました。
なお、日付はENJOY KOREAへの投稿日に合わせてあります。また、コメントはすべて省略してあります。

決勝戦をスタンドで観戦しての雑感。
俺は栄光の大洋ホエールズw のファンで、中日とSK、両方のチーム事情をよく知らないので、的外れなことを感じたかも知れないが、一人の野球ファンとしての正直な感想を書き綴ってみる。 


はっきり言って、中日はちょっと無様。期待外れ。なにしろ、3,4,5番のクリーンアップが全然打てない。
李ビョンギュがポール際にホームランを放ったが、あれは振り遅れがスタンドに飛び込んだラッキーな一打。それ以外は長打を狙って結局外野フライ。でも、守備は良かった。

中村紀に至っては、ブン回すことしか考えていない、まさしく人間扇風機。2四球は仕方ないものの、9回には森野が歩かされ、4番で勝負という屈辱的な扱いを受けても、やっぱりブン回してボテボテの内野ゴロ。結局ノー・ヒットでいいとこなし。

SKの4番も、2四球+走者無しで2凡退で、まったく印象に残っていない。名前さえ覚えていない。
むしろ5番の李ジニョンの方がいい仕事をした。初回と8回、走者を置いて、ここぞという場面で打ってくれると、観ている方も楽しい。

中日は、選手自身はそうは思っていないかも知れないが、傍目に見てモチベーションが低そうな 感じで、レギュラー・シーズンでの気迫を感じなかったし、やはり 主力3人を欠いたのが痛かったという感は否めない。あれなら我が大洋ホエールズの方が強いと思う、というのは言いすぎだろうか。

対するSKは、明らかに中日よりも気迫で勝っていたように感じた。カウント0-3でも躊躇なくバットを振ってくる。
ただ、がむしゃら過ぎて空回りしているようにも見えた。 無死での走者が出なかったことも印象に残らない一因だろうが、緻密さとか工夫を感じず、運任せにバットを振っているような気さえした。
あと、継投策にもちょっと首を傾げた。喫煙所に行っている間に投手が変わっていたので状況を把握していなかったが、「え?もう交代?なぜ?」という感じ。4連戦では投手が足りなかったのだろうか。
 

SKのレイボーンは立ち上がりは良かったし、ホームランは打たれたものの、4回まではいいピッチングをしていたと思う。でも、中日の打者はボールをよく見ていて、球数を放らせたような感じ。谷繁の死球の後はガタガタになっちゃったので、余計にそう感じた。

一 方、中日の山井は、立ち上がりが荒れていて、四球で出した走者二人にホームを踏ませたのは失敗だったものの、SKの先頭打者が打ち気にはやるところをテン ポ 良く投げてかわしていたように感じた。初回の2失点を除けば、6回で1失点ならまあ、良く投げたんじゃないかな、と。
MVPは決勝打を打った井端だったけ ど、俺の中では山井に一票。


三塁側のスタンドはがら空きだったが、SKの応援団の熱のこもった応援は、なかなか楽しかった。
中日は一塁側からレフト・スタンドまでいっぱいだったので比べるべくもないが、最後まで声を張り上げていた。 

しかし、お前は例外だ。そんなところで寛いでいる場合じゃないだろう。

何はともあれ、中日はおめでとう。


SKもよくやった。

 
途中、不満は多々あったけど、終盤は盛り上がったし、最後は岩瀬がピシャリと抑えて、なかなかいい試合だったと思う。
俺も8回にSKが追いついたときには、立ち上がって喜んだよ。やっぱり決勝戦はこうでなくっちゃ!ってね。
 


3時間50分の熱闘、お疲れさま。

このブログ記事について

このページは、Elwood Bradhamが2007年11月12日 12:20に書いたブログ記事です。

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