今年は雑煮食っていないけど......

何気なく「ガイアの夜明け」を見ていたら、年越し蕎麦ならぬ「年明けうどん」を流行らせようとしているおっさんがいるという話題を放映していた。

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最初はいかにもヲヤジ的発想だと思ったのだが、こうして写真を見てみると、なかなか美味そうだ。
俺はどちらかと言えば「蕎麦派」なのだが、讃岐うどんは好きなので、こういう うどんを新年に食うのもアリかなあ、なんて思った。
正直なところ、餅うどんとか雑煮代わりに食っても良さそうだよな。今年は実家で雑煮を食いそびれたので、余計に餅食いたいw

 

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ナレーターが「誰も知らぬ間に、うどんを年明けに食べる風習が仕掛けられたのです」って言っていたけど、考えてみりゃ、聖バレンタイン・デーにチョコレートを贈る習慣だって、僅か50年前に始まったっていうのに、その起源※1について「お菓子屋の陰謀」以上に知る人は決して多くない。初詣も100年かそこらだけど、その起源※2を知る人は滅多にいない。
このオヤジ(写真右隅)の目論見が見事に当たって、たとえば半世紀後に「日本では正月に餅と うどんを食う」なんて紹介されちゃってたりなんかしちゃうこともあるわけだ。新しい風習が生まれることは決して悪いことじゃないし、ましてや日本人に馴染みのある うどんなら違和感もない。
俺が先陣切って食うわけじゃないけど、もしかしたら遠い将来の「常識」の始まりを、今日目撃したのだとしたら、それはそれでラッキーなのかも知れないなあw

 

※1 1958年にメリーチョコレートが新宿・伊勢丹でハート型のバレンタイン・チョコレートの販売キャンペーンを始め、翌1959年の森永製菓のオープン懸賞で全国的に広まったとされる。

※2 明治時代に川崎大師や成田山新勝寺まで参拝客を誘致するために鉄道を敷設(現在の京急京成)。それまでの恵方参りに代わり元日に大きな寺社へ参拝することが流行り、競合する省線(現在のJR)とのサービス合戦が拍車をかけ、それが全国に広まって定着した。

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コメント(2)

遅くなりましたが
今年もよろしくお願いいたします。

年越し蕎麦
近年の100yenshop流行により
1束200gs以上で100yen
めんつゆ小瓶で100yen
掛蕎麦であれば材料費200yenで3-4人前が出来上がり!
晦日の店舗では売り切れだったようです

ほな


今年もよろしくお願いします。某ダイアリーが今ごろ余ったのですが、要りますか?www
100円ショップでは調味料は買うのですが、食品はほとんど買いません。なんか管理がずさんっぽいような気がして(´∀`; ちなみに、最近買ったのは使い捨てカイロ(5枚入り)とボタン型電池です!w

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このページは、Elwood Bradhamが2009年1月 6日 23:58に書いたブログ記事です。

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